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資格取得の時代
[PR] 2024.05.04 00:32
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保育士のワーキングシェアの導入はとても有効だと思う。
多くの保育士の資格保持者、経験者がグループで時間を調整し合っていくというものだ。
もちろん、注意すべき点は多いが、優秀な人材をより多く保育の現場に採用できる。
このような働き方ができる場が増えれば、ますます女性の社会での活躍が期待できるのではないだろうか。

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短時間でも働きたい人たちがグループをつくり、一つの業務を分担する勤務形態の導入を、尼崎市内の私立幼稚園が計画している。資格や経験を生かしたいがフルタイムでは働けない主婦らと「預かり保育」の長時間化に伴い人材確保が難しい幼稚園の事情を考慮した取り組み。雇用の段階からグループをつくり、勤務時間を互いに調整する。こうした働き方は、教育・保育職場では全国的にも珍しいといい、関係者も注目している。(徳永恭子)

 尼崎市浜二、浜幼稚園(小寺由起園長)。同幼稚園では、通常の教育時間が午後二時に終了してから同六時まで、毎日、預かり保育を行っている。最近は希望する保護者が多く、全園児の五分の一強が残るという。

 幼稚園の預かり保育は子育て支援策として広がり、兵庫県内の私立幼稚園では二〇〇六年度、二百三十四園のうち87%にあたる二百三園が実施。午後七時ごろまで預かる幼稚園もある。

 同園は預かり保育に対応するため、有資格者や経験者を対象に職員を募集したものの、月曜から金曜までの午後、毎日働ける人がなかなか見つからず、正規職員らの残業が常態化している。同園の秦賢志副理事長は「募集対象者は、子育て中や仕事のブランクが長い人が多い。毎日では負担が大きい」という。

 そこで、三-四人でグループをつくり、出社日を調整してもらう方法を検討。雇用契約は一人ずつで時給制となるが、将来的には正社員登用もあるという。秦副理事長は「幼稚園職場は育児支援の観点から年々、専門性が高くなっている。優秀な人材を採用したい」と話している。

 幼稚園教諭か保育士の資格を持ち、グループで働くことを希望する人が対象。来年一月に現場体験をし、個人面接を経て四月に正式採用する予定。十二月七日午後一時半から午後三時半まで、説明会を尼崎市南武庫之荘三の市女性センターで開く。多様な働き方を提案し、同園と求職者の調整役をしている特定非営利活動法人シンフォニーが主催する。申し込みは同法人TEL06・6412・8448


■労使双方にメリット 上林憲雄神戸大大学院教授(人的資源管理・経営組織)の話

 こうした働き方はジョブシェアリングと呼ばれ、希望に合わせて勤務体系を決めることができる労働者と、画一的な勤務形態では雇用できなかった労働者を採用することができる経営者双方にメリットがある。幼稚園は扱う対象が幼児であり「無責任体制」が生じないような工夫が必要だが、新たな働き方として広がるのではないか。

出典:神戸新聞

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